コア研究1
研究目標
「陸域〜干潟〜沖合域の物質循環機構の解明−健全な生態系の維持・再生のために−」
研究概要
有明海異変の原因を解明し、健全な水域生態系を維持あるいは再生するために、「陸域〜干潟〜沖合域の物質循環機構の解明」という研究テーマに取り組んでいます。底泥・干潟研究部門、赤潮・生態系研究部門、環境モデル研究部門からなり、全6部門の半分が参加する、もっとも大きなコア研究グループです。
主要研究課題
- 陸域から有明海に流入する負荷量の算定と負荷削減技術
- 有明海奥部における底質に関連した物質フラックスの解析
- 有明海における透明度変動要因に関する研究
- 干潟及び干潟生物への金属濃縮に関する研究
- 有明海奥部西海岸域における貧酸素水塊の発生メカニズムとその防止策に関する研究
- 干潟底泥中の窒素循環に関する研究
- 底質改良技術の検証に関する研究
- 沿岸域からの流入負荷量の削減方法に関する研究
- 有明海奥部における物質輸送機構の解明
- 有明海奥部における低次生態系の変動機構の解明
- 有明海生態系モデルの構築とそれを用いた環境変動解析